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『シンゴの旅ゆけば~!(100)ダライ・ラマに会いにいく②』 今気づいたのだけど、この文章もとうとう100回目なのね。俺のバカな旅話を読んでくれている方たちに言いたい…ありがとうございます。この世には、ダライ・ラマのように凄い人もいる。そ…

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『シンゴの旅ゆけば~!(100)ダライ・ラマに会いにいく②』

今気づいたのだけど、この文章もとうとう100回目なのね。俺のバカな旅話を読んでくれている方たちに言いたい…ありがとうございます。この世には、ダライ・ラマのように凄い人もいる。そして若い時の俺のように、ちょっと頭のネジがゆるんだ奴もいる。頭のネジがゆるんだ奴が書いた文章なんて、なかなか読むこともないだろうから…これからもよろしくお願いします。

という訳でダラムサーラーに着いたのだけど、標高は1457メートル。高校生の時にキャンプで登らされたくじゅう山が確か1700メートルあたりだったから、そんなに大したことはないはずなんだけど、頭がグワングワンして、目の奥が痛くなってきた。ああ、高山病だなって思ったのだけど、低い土地に降りる訳にもいかず、これはまぁ高地順応するしかないなと思っていた。

そうしたら、同じジープに乗っていた白人の女の人が、謎の丸薬をくれた。インドの薬なのだそうだけど、これは効果があるよと言われた。でもね、高山病って慣れるまでは治らないはずなのよ。でも、この丸薬を飲んで30分もしたら、めちゃくちゃ元気になったのよね。なんだか怪しい成分が入っているような気もするけど、とりあえず泊まるホテルを探さなければいけないから、この薬は本当にありがたかった。

それで休んでいた路上カフェで飲んだチャイのカップを勢いよく叩き割り、ホテル探しに出発した。あ、そうそう、インドのチャイって当時は1杯8円くらいだったのだけど、素焼きのカップに入って出てくるのよ。素焼きだから、飲んだらその辺で割っておけば、次の雨で土に戻る。なんてエコなやり方だって思ったのよね。

ホテルはどこも満員で、普段は2万人にも満たないような町が、外国人でごった返していた。もう、どこでもいいから寝せてよと頼み込んでも、町の中心のホテルのロビーには、すでに寝袋で横になっている外国人がいて、もうスペースないよと言われる始末だった。やれやれ。


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