記録用

XYZ

『私はなぜ映画を見るのか?③』 新しいル・シネマにはもう何度も来ていて、先日も『阿賀に生きる』と『阿賀の記憶』を見たのですけど、なかなかに座り心地のいいシートだし、前の席との間隔もいい感じで、好きなのですよね。売店のコカ・コーラが瓶入りな…

https://instagram.fctt1-1.fna.fbcdn.net/v/t39.30808-6/449338559_353679647750913_5931957579470306180_n.jpg?stp=dst-jpg_e15&_nc_ht=instagram.fctt1-1.fna.fbcdn.net&_nc_cat=109&_nc_ohc=qkYs7KUdV8oQ7kNvgHqldeA&edm=AOQ1c0wAAAAA&ccb=7-5&ig_cache_key=MzQwMjIyOTcyOTYxOTUzMzg2MA==.2-ccb7-5&oh=00_AYDaX0effAam-R1p_G9WmP08SSWGwoISJe1tiI7Lr731OA&oe=6687DA95&_nc_sid=8b3546

『私はなぜ映画を見るのか?③』

新しいル・シネマにはもう何度も来ていて、先日も『阿賀に生きる』と『阿賀の記憶』を見たのですけど、なかなかに座り心地のいいシートだし、前の席との間隔もいい感じで、好きなのですよね。売店のコカ・コーラが瓶入りなのも好みなのです。

午後1番の回で『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』を見たのですけど、これはもうサングラスをかけないと(日差しが強かったので持ってきてよかった)外に出られないのではないかと思うくらい泣いてしまいました。

涙がたくさん出たから名画だと言うつもりはないのですけど、むしろ泣かせようという演出がされていないことが、この映画を奥ゆかしいものにしているのですよね。だけど涙は溢れてくる。

好むと好まざるとに関わらず、エモーショナル・コントロールが映画制作に持ち込まれた世界に私たちは生きている訳です。よし、ここら辺で観客の感情が盛り上がるから泣かせどころだなとか、そういう計算が巧みにされているということです。

それが悪いこととは思いませんけど(高倉健さんの任侠映画だって、健さんがこらえて、こらえて、最後に怒りを爆発させるという構造になっていますからね。)何だか誘導されているなぁと感じることは、個人的にはあまり好みじゃないのですよね。

ナチスドイツが、オーストリアとズデーデン地方を併合した1938年から、ポーランド侵攻の1939年9月1日までの間に、669人の子どもたちをイギリスに避難させたニコラス・ウィントンの実話なのですけど、それが本当に起こったことというだけで、もう私は泣けてきてしまうのですよね。


Archiveをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメント

この記事へのコメントはありません。

RELATED

PAGE TOP